6月のある日、八ヶ岳の地図を眺めながら昔に辿ったルートを思い出していた時のこと、ふと、県界尾根と真教寺尾根に目が留まりました。
どちらの尾根にも登ったことがないはずなのに、何だか大事なことを忘れている気がする・・・はて、いったい何だったか? そして、数日間考えてようやく思い出しました。 昔に一度だけ登ろうと思って計画を立てたものの、何らかの理由があって中止になり、そのまま20年以上の歳月が経過。いつしか、そんな計画を立てていたことさえ忘れてしまっていたのでした。 そんなわけで、また忘れてしまわないうちに登っておくことにした次第です(笑) 今回のルートは、県界尾根から赤岳へ登り、真教寺尾根を下りましたが、どちらの尾根も長距離かつ上部にクサリ場やハシゴが連続するルートになるので、とにかく早めの行動を心がけました。 県界尾根、真教寺尾根とも、中腹までは樹林帯、上部は険しい急斜面というわけで、ルート上から目的地の赤岳山頂を望むことができる箇所はほんのわずか。 それだけに、美濃戸側からの見慣れた姿とは違った赤岳の姿を見ることができた時には、感慨もひとしおでした。 【2019年8月25日(日) たかね荘入口―(15分)―大門沢林道入口―(2時間)―大天狗―(1時間20分)―赤岳―(2時間)―牛首山―(1時間30分)―たかね荘入口】 たかね荘入口にある県道脇の駐車スペース。 今回はここからスタートします。 ![]() 大門沢林道入口 ![]() 県界尾根への取付からは、大門沢の奥に赤岳が見えます。 ![]() 小天狗の先の展望地 眼前に広がる赤岳へと至る県界尾根の全貌は素晴らしいの一言。 ![]() 県界尾根からの富士山 右手前は真教寺尾根の扇山 ![]() 県界尾根から望む、南アルプス 鳳凰三山(中央)、白根三山(右奥) ![]() クサリ場登場。最初は難易度低め。 ![]() タカネナデシコ ![]() ひとつ目のクサリ場のすぐ上にあるクサリ場 ![]() クサリ場その2 ![]() 県界尾根から、お隣の真教寺尾根を望む。 ![]() 横岳(右奥)と赤岳展望荘 ![]() クサリ場その3 ![]() ハシゴ ![]() 稜線手前、最後のクサリ場 ![]() トウヤクリンドウ この花が咲くと、山はいよいよ本格的な秋になります。 ![]() 赤岳山頂にて。 ![]() 山頂から望む、県界尾根(左)と真教寺尾根(右) 左奥は、野辺山から川上村へ至る畑作地帯 ![]() 赤岳山頂から望む富士山 ![]() 権現岳と南アルプス ![]() 赤岳山頂から望む阿弥陀岳 ![]() 赤岳山頂から望む、横岳、硫黄岳、天狗岳 左奥には蓼科山 ![]() 真教寺尾根分岐への下りから振り返った赤岳山頂 ![]() 阿弥陀岳と諏訪盆地(奥) ![]() 真教寺尾根分岐 左奥に奥秩父の山々 ![]() 真教寺尾根分岐から望む権現岳 ![]() キオンの花 ![]() 真教寺尾根、稜線直下のクサリ場 ![]() クサリ場その2 ![]() ヒメシャジン ![]() 真教寺尾根の下りから望む県界尾根(左)と真教寺尾根(右) ![]() 真教寺尾根から、お隣の県界尾根を眺めてみる。 ![]() クサリ場その3 ![]() クサリ場その4 ![]() ようやくクサリ場が終わり、樹林帯へ。 ![]() 真教寺尾根、牛首山の辺りは薄暗い樹林帯が続き、7月末に歩いた南アルプスの仙塩尾根を思い出します。 ![]() 真教寺尾根、扇山から振り返った赤岳山頂 ![]() 真教寺尾根から望む、野辺山と奥秩父の山々 ![]() 賽の河原から望む、赤岳(中央奥)と牛首山(左) ![]() 下山後は、たかねの湯で汗を流して終了。 この日は、帰りの中央道の渋滞が酷く、大月~八王子間を通過するのに、何と3時間以上かかってしまいました・・・ ![]() #
by naka1md30
| 2019-09-22 22:37
| 山登り
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8月のお盆休みのことになりますが、奥秩父の林道を走ってきました。
今回は、マツさんから10年以上ぶりに林道ツーリングのお誘いをいただいたので、WR2台でのツーリングとなりました。 ちなみに、今回走ったのは中津川林道、横尾山林道、川上牧丘林道の3本。 それぞれを往復してダートが100km弱。かつて走れた相木川上林道があれば、ダート100km超も達成可能でしたが、現状ではなかなかハードルが高いです(泣) まずは、秩父側から中津川林道をひとっ走り。 さすがに中津川林道の交通量は多いです。 ![]() お次は、信州峠を越えて横尾山林道へ。 ![]() やはり、この時期の林道ツーリングは暑い! ![]() 横尾山林道は、一部砂利が深いものの、概ねフラットダート。 ![]() ツリフネソウ ![]() お昼は、清里の北甲斐亭へ。 ![]() 天盛りを大盛りでいただきます。 帰りにリバースしないと良いのですが・・・(笑) ![]() 清里でWRに給油したついでに、マミィのソフトクリームを別腹で(笑) ![]() バニラ&巨峰のミックスソフトです。美味い!! ![]() 腹がいっぱいになったところで、横尾山林道を戻ります。 ![]() 横尾山林道から望む、小川山(左奥)、瑞牆山(中央やや左)、金峰山(左奥) ![]() お次は、川上牧丘林道の川上村側をひと走り。 路面は、相変わらず荒れています・・・ ![]() 大弛峠。駐車場は満杯でした。 ![]() 大弛小屋にて、コーヒーブレイク。 自走のマツさんとは大弛峠で別れ、秩父側に置いたトランポまで戻ることにします。 ![]() マルバダケブキ ![]() 16時ごろ、再び三国峠を越えて秩父側へ。 ![]() 最後に中津川林道を流しておしまい。 ![]() 大急ぎで荷物を片付けて撤収! 折りしもお盆休みの真っ只中、秩父から川越へと至る国道も関越道も大渋滞していて、結局、帰宅が22時頃になってしまいました。 ![]() #
by naka1md30
| 2019-09-20 22:15
| 旅とツーリング
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埼玉県の西端、奥秩父の中津川渓谷のヤマアジサイを見てきました。
この地域には、埼玉県秩父市から長野県川上村へと抜けることができる中津川林道があり、林道の入口付近から三国峠手前の斜面まで、林道沿いの至るところでヤマアジサイの花を見ることができます。 自生している株は、全て東日本型の白花種。 例年であれば、7月中には花が終わってしまうはずのですが、今年は8月のお盆の時期まで花が咲いていました。 ![]() 自生地はこんな感じ。 ヤマアジサイ以外にも、コアジサイやタマアジサイが混生しています。 自生地は、沢筋や水の湧き出る岩肌で比較的明るい場所です。 ![]() 花は終盤ではありますが、まだ装飾花が反転していません。 ![]() ![]() おまけ。 タマアジサイも満開になっていました。 通常だと、タマアジサイとヤマアサジサイの開花時期はかぶらないので、やはり今年の開花時期が変なのだと思います。 ![]() * アジサイ写真集(索引) その1 【ヤマアジサイ あ行~た行】 * アジサイ写真集(索引) その2 【ヤマアジサイ な行~ら行・コガクウツギ交雑種等】 * アジサイ写真集(索引) その3 【ガクアジサイ・エゾアジサイ・タマアジサイ・ノリウツギ等】 #
by naka1md30
| 2019-09-10 21:23
| アジサイ写真集
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職場の先輩方が、登拝大祭期間中の日光男体山へ御朱印をいただきに行くというので、真夏の男体山へ登ってきました。
この日は、前回の南アルプス縦走から、たった2日間しか経っていなかったので、登り始める前から両足がマメだらけ&筋肉痛という、かなり悲惨な状態での登山となりました。 もう、ここまで来るとほとんど修行です(笑) 男体山に登るのは、1997年5月以来、22年ぶり。 前回登った時の記憶がほとんど残っていないのですが、登山道は、八合目ぐらいまで大きな岩がゴロゴロした筑波山を彷彿とさせる道で、それより上部は火山礫でザレた富士山みたいな道でした。 この日は、朝の早い時間から雲が湧き始め、残念ながら山頂からの展望を楽しむことはできませんでした。 下山途中の11時半頃からは雷雨に見舞われ、登山口の二荒山神社へ下山する頃には、全身びしょ濡れ&足元が泥まみれに(泣) 次回は、天気の良い時にリベンジしたいところです。 【2019年8月3日(土) 二荒山神社-(3時間40分)→男体山山頂-(2時間40分)→二荒山神社】 登山口の二荒山神社。正面奥に男体山山頂。 ![]() タマガワホトトギス ![]() 四合目。御影石の鳥居があります。 ![]() 四合目から望む中禅寺湖。この時点では晴天でしたが・・・ ![]() 登山道は、ひたすら岩ゴロ道。 ![]() 九合目。ここから上部は、火山礫でザレた道になります。 ![]() 山頂直下のザレ道 ![]() 太郎山神社遠望 ![]() 山頂まであと少し! ![]() 男体山山頂 ![]() 山頂から外輪山の北方向 ![]() 山頂の北側にある旧爆裂火口 ![]() ウスユキソウ ![]() 雲の切れ間から、かろうじて中禅寺湖が見えました。 見えているのは、菖蒲ヶ浜から千手ヶ浜にかけて。 ![]() 戦場ヶ原も見えました。 この後、雷雨に見舞われてしまったので、下山途中の写真が一枚もありません・・・ ![]() #
by naka1md30
| 2019-09-03 20:48
| 山登り
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今日の朝、久々にR1でツーリングに出かけようとしたら、バッテリーが上がっていました。
そりゃ~、これだけ放置しまくればバッテリーも上がるよね・・・(汗) とはいえ、車両購入から丸2年経過し、昨年末頃からバッテリーの様子が怪しかったことを考えると、良くもった方だと思います。 ひとまずツーリングは中止し、応急で充電した後、バイク屋へ。 せっかく久しぶりに乗ったのだからと、50kmほど走りましたが、暑いの何の! ![]() <交換前> R1に搭載されているバッテリーは、ユアサの「YTZ7S(F)」。 ![]() <交換後> バイク屋の在庫だと、ノーマルの「YTZ7S」しかなかったので、ひとまずこれで我慢。 上の(F)との違いは、(F)の方がヤマハ純正部品としてのみ購入できる液漏れ対策がされた横置き専用品だとのこと。 何でも、バッテリーの下に設置されている6軸センサーの損傷を避けるために、液漏れ対策品の(F)である必要があるそうです。 そう聞くと不安が募りますが、実はWR250Fのバッテリーが「YTZ7S」で(WR250FとYZF-R1のバッテリー容量が同じこと自体に驚愕しますが・・・)、林道や山で飛んだり転がしたりしても液漏れしたことは無いので、直ちに危険が生じることは考えにくいと思います。 「YTZ7S(F)」を確保次第、こいつはWRのバッテリーとして有効活用します(笑) ![]() 9月22日追記 YTZ7S(F)を確保し、再度交換しました。 値段は、普通のYTZ7Sよりも5,000円ちょっと高かったです。 また、バックオーダーになっていることもあるようなので、要注意です。
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by naka1md30
| 2019-09-01 21:10
| YZF-R1・YZF-R6
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