北4(北海道4DAYS)が終わってすでに1月半が経ち、季節は夏から秋へと変わろうとしています。
このままだと去年のTBIのように何のレポートも書かずに翌年になってしまいそうなので、今回は簡単にレポートを書くことにしました(笑) 自分がラリー競技に参加するのは、昨年GWのTBIに続いて今回が2回目。 前回のTBIは最終日前日のSSでXR-BAJAのライト周りを大破させてしまい、結局多くの人の助けを借りたおかげで完走ができたのでした。なので、今回は何が何でも前回の二の轍は踏まない(マシンを壊さない、怪我をしない)こと、極力自分の力でゴールすることを最大の目標にしていました。 結果から言うと、3日目の千歳のSSでブレーキレバーを折ってしまい(WRでは初めてでした・・・)、その後のサンドの登りでオフィシャルの手助けを借りてしまったので厳密に言うとNGなのですが、他のSSでは今まで本州の林道ではどうしてもできなかった全開走行もできましたし、自分なりに得られたものがあったことを考えると、今の自分としてはそれなりの結果を出せたのかなと思っています。 * * * * * * * * * * DAY1(7月13日) 芦別→美瑛→和寒→朱鞠内湖→中頓別 303.53km 実は前夜のフェリーで北海道入りしていたものの、自分とナックさんは深川(音江)の温泉民宿に泊まり布団でぐっすり。「どうせお昼までに車検を済ませれば良かんべ~」と、のんびりA-TEC入りしたために、車検とマップ貼りで大忙しでした。 ただ、今回はマップが4日分しかないのと、2回目で勝手もわかっているので特に滞りなく準備は終了。 ちなみに事前にあれこれ心配していた車検ですが、電子ホーンの音が小さいとの指摘を受けた他は特に問題ありませんでした。 確かにWRの電子ホーンは口でピィーッっと言った方が音がでかいからな~(笑) 芦別市長や芦別署長が出席する開会式が済むとすぐにスタートとなりました。 今回はスタートがそのままSSのスタートとなっており、A-TEC外周の舗装路から校舎の間の舗装路を抜けて、芝生のグランド?(にしては築山があったり、タイヤが埋まっていたりしましたが)内を走るという2kmほどのルートが設定されていました。 エンジンをかけてすぐにスタートとなるため暖機運転が全くできず、何よりも前後新品のタイヤですっ転んでいきなり終了となったらあまりにも悲しいので、ここは様子を見ながら確実に行くことにしました。 しかしながら終わってみると、順位は29/54位と可でもない不可でもない結果・・・後半の芝生区間はもう少し頑張っても良かったかもしれないですねー SS-2はA-TECを出てすぐのところにある草地をテープで区切ったコース。 本当に芦別の閑静な住宅街の中にあります。 TDNの時には雨が降って泥沼になってしまったコースの写真をW林さんのブログで見てかなり心配していたのですが、SS-1のように障害物も特にぬかるんでいるところもなかったので非常に走りやすいコースでした。 写真はCP到着直後。後ろにはTBI常連のN田さんが写ってます。 ちなみに、SS-2の順位は25/54位でした。 立て続けに2本のSS終えると、いよいよ中頓別まで300km近いリエゾン区間が始まります。 次のSS-3は日没間際の開設であり、ノーマルライトのWRでのナイトランはできれば避けたいし、何よりも夕方遅くなってガソリンスタンドが閉まってしまう(以前の北海道ツーリングで痛いほど経験済み)のが怖い。 頭の中でおおよそ予想されるルートを思い浮かべながら時間と距離を計算すると、どう考えても給油を除いて途中で寄り道することなく走り続けなければならないわけで、かつてランクルやXR-BAJAで走ったことがある美瑛の丘を尻目にどんどん先へ進むことにしました。 どんよりとした灰色の曇り空の下、旭川の市街地を避けながら当麻を抜け和寒を通過、いいかげん舗装路を走るのに飽きた頃、ルートは幹線道路を外れて犬牛別峠を越えるダートへ。 自分の前には何人もの人たちが走っているはずで、どこかでCP開設待ちの時間調整をしているだろうと先へ進むも、誰にも会わない。 どんどん先へ進んでいくと、そのまま温根川ダムの畔のCP1手前に着いてしまいました。 思いっきり早着であったので、しばらく道端に座って時間調整です・・・ CP1を通過しさらに北上していくと、次第に雲が切れ青空がのぞき始めてくるが、さすがに道北らしく次第に夕風が寒くなってくる・・・ 夕暮れ間近の音威子府でこの日最後の給油を済ませ、何とか予定通り日没前にSS-3の入口に到着することができました。 SS-3はいかにも北海道らしい、道幅の広いフラットな高速ダート。 これまで自分はハイスピードな展開になる林道は苦手としてきた(アクセル開けるのが怖い)のですが、何せこの日は後ろから昨年のファラオラリーに出場して完走しているM本さんが迫ってくるとあって、本当に必死で走りました(笑) まあその結果なのかどうなのか、SS-3は今回の北4で最高順位の19/53位でのゴールとなりました。 ↓写真はスタート直前 夕暮れのSSを抜け、しばらく国道を走ったところに見えてきたのが、この日の宿のピンネシリ温泉望岳荘。 グルメな夕食1日目は屋外でのジンギスカンだったのですが・・・ 熱い温泉で汗を流した後の冷たいビール&ジンギスカンは、本州であれば晩秋頃の気温であろう10度前後の外気温の中ではあまりにも寒く、肉をひとしきり食べると他のエントラントとの楽しい話も早々に部屋に逃げ帰って寝てしまいました。
by naka1md30
| 2007-08-27 00:27
| バイクの話
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