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2018北海道の旅 その7 ~名寄からサロマ湖へ~

すっかり更新を忘れていた、昨年夏の北海道の旅の続きです。

8月22日、北海道の旅4日目。
この日の明け方、名寄では凄まじい雷雨があり、雷と大雨の轟音で目が覚めました。
ひとまず、オホーツク海側へ出るべく、名寄から岩尾内湖経由で滝上を目指します。
岩尾内ダムにて。
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上紋峠を越えて、オホーツク海側へ。
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思いの外、時間がかかってしまったので、滝上はそのまま通過。
紋別市上藻別駅逓所でひと休みしました。
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旧上藻別駅逓の全景。
駅逓は、北海道の開拓期に、移動手段だった馬と一緒に泊まれる宿泊所として設置され、荷物の輸送や郵便の取り扱いなど幅広い役割を担っていたそうです。
この旧上藻別駅逓は、1926年(大正15年)に建築され、2008年には国の登録有形文化財に指定されています。
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旧上藻別駅逓が設置された当時、上藻別の上流に東洋一と呼ばれた鴻之舞金山があり、金山の物資を運ぶために駅逓が設置されました。
その鴻之舞金山も、今ではすっかり元の深い森に戻り、現在は石碑や石垣のみが往時を偲ばせています・・・
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15時半を過ぎる頃、ようやくサロマ湖に到着。
何も無い単調な山道を何百キロも走るのは、とても疲れます(笑)
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穏やかな水面と水平線の彼方にへばりつくように陸地が見えている不思議な風景。
水平線に見えている陸地がオホーツク海と湖とを隔てている砂嘴です。
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サロマ湖の解説板。
アイヌの人々は湖に特に名前はつけずに、単に沼(ト)と読んでいたらしい。
サロマ湖の名前は、湖の南東に流れ込む佐呂間別川から。
ちなみに、アイヌ語で川は「ペツ」なので、佐呂間別川だと、サロマ川川になってしまいます。
まあ、よく国土交通省の看板で見かける Arakawa River(荒川)みたいなものですね。
って、この看板の英語表記も Lake Saromako になってる(笑)
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サロマ湖の夕暮れ。
この日は、サロマ湖岸のさろまにあん(とほ宿)に泊まりました。
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その8へつづく



【2018北海道の旅】
1.旅立ち
2.苫小牧から名寄へ
3.函岳・ピヤシリ山周辺林道ツーリング 前編 (WR250F)
4.函岳・ピヤシリ山周辺林道ツーリング 後編 (WR250F)
5.名寄から宗谷岬へ
6.宗谷岬周辺プチツーリング (WR250F)
7.名寄からサロマ湖へ
8.湯の山峠周辺林道ツーリング 前編 (WR250F)
9.湯の山峠周辺林道ツーリング 後編 (WR250F)
10.旅の終わり

・番外編:北海道函岳・ピヤシリ山周辺のエゾアジサイ 2018.08







<おまけ ポケモンGOで巡る北海道の旅>


岩尾内湖畔にて。
ダム湖のくせして、デカイ・・・
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ちょうど雨が上がった頃、ポケGOの中でも虹が出ていました。
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by naka1md30 | 2019-05-18 20:51 | 旅とツーリング | Trackback | Comments(0)
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