ヤマアジサイにとって、夏はひたすら忍耐の季節です。
直射日光に当たると葉が焼けてしまうし、少しでも水遣りを怠ると水切れで枯死してしまうからです。 花芽のできる秋に向けて夏越し中! 6月中旬頃、花が終わった直後の剪定で切り取った枝は捨てずに挿し木しましたが、すっかり根が出たようでこのとおり元気です。 嬉しい反面、これ以上置く場所がないんだよな~ 誰かヤマアジサイを育ててみたいという人がいれば、声をかけてください。苗を差し上げます!(笑) 夏には緑の葉だけになってしまうヤマアジサイではありますが、一部の品種では斑の入った葉を楽しめます。 こちらは「黄冠」。 その名のとおり新芽が黄色くなる品種で、福岡県の英彦山原産。 島根県産の「紅の白雪(紅冠雪)」は、夏に新芽部分が真っ白になるので、緑のヤマアジサイの中で一際目立っています。 この品種はもう一段階、秋の紅葉も楽しむことができる貴重なヤマアジサイです。 「斑入甘茶」。散斑が入る品種は他にも九重山(霧の三彩)や芹生時雨など、何種類かあります。 愛媛県産の「伊予冠雪」。開花期にはあまり斑が目立たない感じですが、花後の新芽にはきれいな斑が入ります。 ヤマアジサイではありませんが、タマアジサイの蕾がだいぶふくらんできました。 こちらはクサアジサイ。 アジサイはアジサイでも木ではなく、草本で冬には地上部が完全に枯れてしまいます。 特徴としては、一般のアジサイは2枚又は3枚の葉が向かい合って付く対生なのに対して、このクサアジサイは葉が1枚づつ交互に付く互生になっています。
by naka1md30
| 2012-08-13 20:08
| 庭いじりの話
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