カテゴリ:庭いじりの話( 224 )

厳冬期のヤマアジサイ

朝の冷え込みがとても厳しい今シーズンの冬。
通常の年であれば、11月半ばから12月半ばにかけて葉が紅葉してからポロポロと散って冬枯れへと移行するはずのアジサイではありますが、今シーズンは11月末まで青々とした茎や葉が残り、12月の頭に襲来した大寒波で一気に葉が枯れてしまいました。
おかげで一部の株は、花芽や枝が無残な状態に・・・

アジサイの栽培にあたっては、12月に葉が枯れてから2月までの休眠期は、一見するとほとんどやることがないように思えますが、春の芽吹きに向けて非常に重要な季節です。
すっかり冬枯れになったヤマアジサイではありますが、茎と芽はしっかりと生きているので、この時期でも水切れは厳禁!
曇っていて湿気がある時などを除いて、日向に置いている鉢はほとんど毎日、水遣りをしています。
また、春に向けて1月から2月にかけてのこの時期に忘れずに寒肥を施します。
この場合も、肥料が春に咲く花色に影響するため、白花等の一部の株を除いて、花色に応じた肥料を使い分けないといけません(自分の場合は面倒なので、横着して市販の青花用と赤花用の肥料を使っています。あと、青花の種類には無調整のピートモス、赤花の種類には苦土石灰を施したりもします)。
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ちなみに、鉢がどれだけコチコチに凍っても全くへこたれないヤマアジサイではありますが、乾いた空っ風に当たると一発で芽飛び(枯死)を起こすので、基本的に家や塀の陰や植木棚の下など直接季節風の当たらない場所へ避難させています。
写真はヤマアジサイの伊予桜。この芽の中にはすでに今年咲く花芽ができているので、大切に!
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先週は、久々に千葉県でも積雪がありました。
ヤマアジサイは雪にも強いので、降雪自体にあまり心配は無いのですが、雪の重さや屋根からの落雪などでは枝が折れる大被害が出かねないので(先週の雪では、一部の枝が折れました・・・)雪が大量に積もった時は、雪を除けたり、鉢ごと安全な場所へ避難させたりします。
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昨年に挿し木したばかりの苗もこのとおり。
春まであと少しの辛抱ですね。
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by naka1md30 | 2013-01-19 20:56 | 庭いじりの話 | Comments(0)

シモバシラ

今年の冬は、比較的東京湾に近い平野部の我が家でも冷え込みが厳しく、日の出前は普通に氷点下3度ぐらいにまで下がるので、ヤマアジサイの芽飛び(乾いた冷え込みで花芽が枯死することです。)が心配な今日この頃です・・・

気温が氷点下にまで下がると、「シモバシラ」の根元には真っ白な霜柱ができるようになります。
これは今朝の我が家の「シモバシラ」の状態。
「シモバシラ」は寒さで地上部が枯れた後も根から茎へせっせと水を吸い上げているので、気温が氷点下になると茎の水が凍って霜柱ができるのです。
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ちなみに、「シモバシラ」は関東以南の本州から九州にかけて自生するシソ科の多年草で、平野部では10月の半ば頃に白い花が咲きます。
我が家の株は地植えで放置状態ですが、二十年以上前に埼玉の方の山野草のお店で買ってきて以来、毎年花を咲かせています。
挿し木も可能な植物なので、何人もの知り合いに苗木がもらわれていきました。
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by naka1md30 | 2013-01-05 20:41 | 庭いじりの話 | Comments(0)

晩秋の庭

平地の我が家でも朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
そんな晩秋の夕暮れのひと時。
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コシアブラも四回目の秋を迎えました。
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同じく黄葉しているのはコアジサイ。
コアジサイはコシアブラの白っぽい黄葉に比べると、濃い黄色になります。
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ヤマアジサイも赤花系の種類はきれいな赤色に紅葉する種類が多いです。
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急速に冬へと向かっていく庭の中で、ヨウラクタマアジサイの最後の一輪が咲き始めました。
霜が来るまでの限定です。
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ようやく開花を迎えたのは皇帝ダリア。
9月末に襲来した台風で全株がへし折られてしまいましたが、地面に倒れた株から伸びた枝から花が咲きました。
通常だと3m以上の高さで咲くのですが、今年はちょうど目の高さぐらいで咲いているので、これはこれで良かったのかも・・・
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by naka1md30 | 2012-11-15 20:55 | 庭いじりの話 | Comments(0)

ヤマアジサイの紅葉

平野部の我が家でも気温が連日一桁まで冷え込むようになった今日この頃。
ヤマアジサイの葉も色づき始めてきました。
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葉が赤く色づいているのは、高知県産の桃源。
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大分県産の天主の紅は赤紫色になっています。
ちなみに、色づき方はそれぞれまちまちで、まだ青々としている種類もあります。
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最後におまけ。
親が「玄関前に置くクリスマスっぽい寄植えがほしい。」と言っていたので、ジョイフル本田で適当に見繕って寄せ植えを作ってみました。
一応、自分の専門は山野草なので、こういった寄せ植え系は苦手です(笑)
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by naka1md30 | 2012-11-03 20:21 | 庭いじりの話 | Comments(0)

季節外れの花

そろそろ千葉でも朝晩は冷え込むようになってきましたが、今年の庭は少々おかしなことになっています。
たぶん半月前まで続いた猛暑のせいなのだろうな・・・

実はいまだにタマアジサイが咲き続けています。
これまで十数年間この花を見てきましたが、こんなに遅くまで咲いているのは今年が初めてです。
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しかも、ダリアまでもが今頃満開を迎えています。
まあ、ダリアは元々中米の高原が原産なので、涼しくなってようやく元気になってきたせいもあるのかもしれません。
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とはいえ、冬に向かって着実に季節が進んでいくわけで、一部では紅葉も始まりました。
ちなみに、黄葉の始まったこの葉は丁字草という山野草です。
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キンモクセイが満開になると、クリスマスローズの植え替えなど庭いじりに忙しい季節になります。
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ヤマアジサイの方はというと、ようやく成長が止まって来期に向けた芽ができ始めました。
猛暑が長引いた悪影響が出ないと良いのですが・・・
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by naka1md30 | 2012-10-14 21:17 | 庭いじりの話 | Comments(0)

夏を乗り切ったヤマアジサイ

関東ではようやく残暑が終わり、ヤマアジサイも何とか夏を乗り切ることができました。
残念ながら、一部の株は水切れで新枝の大半を枯らしてしまったり、新芽を虫に食害されてしまったりしましたが、大半の株は元気です。
明日の夜には台風が直撃しそうなので、明日の午前中に植木棚から避難させて、来週からは寒冷紗を撤去して十分日に当てます。
アジサイの場合、来年の花芽が10月下旬に分化するので、この時期の管理も引き続き気が抜けません。
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今年の6月から7月にかけて挿し木した苗木もこのとおり順調に育っています。
一部は早くも来年には花が咲きそうな感じです。
って、本当に置き場がなくなってきました(汗)
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庭の通路脇では、彼岸花が満開。
今年は残暑が厳しかったせいか、例年よりも10日以上遅い開花となりました。
残念ながら、明日の台風でダメになってしまうかも。
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by naka1md30 | 2012-09-29 23:37 | 庭いじりの話 | Comments(0)

夏越し中のヤマアジサイ

ヤマアジサイにとって、夏はひたすら忍耐の季節です。
直射日光に当たると葉が焼けてしまうし、少しでも水遣りを怠ると水切れで枯死してしまうからです。
花芽のできる秋に向けて夏越し中!
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6月中旬頃、花が終わった直後の剪定で切り取った枝は捨てずに挿し木しましたが、すっかり根が出たようでこのとおり元気です。
嬉しい反面、これ以上置く場所がないんだよな~
誰かヤマアジサイを育ててみたいという人がいれば、声をかけてください。苗を差し上げます!(笑)
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夏には緑の葉だけになってしまうヤマアジサイではありますが、一部の品種では斑の入った葉を楽しめます。
こちらは「黄冠」。
その名のとおり新芽が黄色くなる品種で、福岡県の英彦山原産。
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島根県産の「紅の白雪(紅冠雪)」は、夏に新芽部分が真っ白になるので、緑のヤマアジサイの中で一際目立っています。
この品種はもう一段階、秋の紅葉も楽しむことができる貴重なヤマアジサイです。
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「斑入甘茶」。散斑が入る品種は他にも九重山(霧の三彩)や芹生時雨など、何種類かあります。
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愛媛県産の「伊予冠雪」。開花期にはあまり斑が目立たない感じですが、花後の新芽にはきれいな斑が入ります。
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ヤマアジサイではありませんが、タマアジサイの蕾がだいぶふくらんできました。
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こちらはクサアジサイ。
アジサイはアジサイでも木ではなく、草本で冬には地上部が完全に枯れてしまいます。
特徴としては、一般のアジサイは2枚又は3枚の葉が向かい合って付く対生なのに対して、このクサアジサイは葉が1枚づつ交互に付く互生になっています。
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by naka1md30 | 2012-08-13 20:08 | 庭いじりの話 | Comments(0)

ヤマアジサイの剪定終了!

庭のヤマアジサイはすっかり花が終わり、ようやく花後の剪定が終了しました。
ヤマアジサイは夏の間に新しい枝を育てておかないと秋に翌年の花芽ができないため、仕事から帰ってきてから、せっせと剪定を終わらせました。
この後も夏の暑さと冬の寒風を乗り越えないと来年の花が見られなくなってしまうので、なかなか難儀なものです(笑)
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>>まだ咲いているのは・・・
by naka1md30 | 2012-07-09 20:55 | 庭いじりの話 | Comments(0)

ガクアジサイ

庭のヤマアジサイは、紅額や甘茶などの一部を残してすっかり花が終わってしまいました。
現在は、代わってガクアジサイが満開になっています。
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ガクアジサイの野生種は、房総半島、三浦半島、伊豆半島の沿岸と伊豆諸島を中心に生えていて、別名ハマアジサイとも呼びます。
ヤマアジサイと比較すると、ヤマアジサイの場合は葉に光沢が無いのに対して、ガクアジサイは光沢があって、全体的に株が大きくなります。通常、アジサイというとこのガクアジサイを指していて、今の時期に道端や人家の庭で満開になっているのは大抵このガクアジサイです。
ちなみに、下の写真は旧印旛村のあじさい通りのガクアジサイ(6月24日)。
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>>ガクアジサイ
by naka1md30 | 2012-06-25 00:10 | 庭いじりの話 | Comments(0)

ヤマアジサイ (一重咲き その5)

今年のヤマアジサイのシーズンもいよいよ終わり。
庭ではヤマアジサイに替わってガクアジサイが満開を迎えつつありますが、せっかくなので、まだ載せていないヤマアジサイの花をご紹介します。
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>>一重咲き その5
by naka1md30 | 2012-06-19 00:29 | 庭いじりの話 | Comments(0)