梅雨の晴れ間の南会津林道ツーリング (WR250F)

福島県と栃木県境の林道群は、いずれも昨年9月の豪雨で大きな被害を受けており、事前情報でもあまり芳しくない状況のようでしたが、どうしてもこの時期に走りたいところもあって、ひとまず走りに行ってみることにしました。

深い霧に包まれた東北道を北上し、一路、南会津を目指します。
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トンネルを越えて栃木県から福島県側に入ると、素晴らしい夏空が広がっていました。
ちなみに、正面に見える山は、湯ノ花温泉から望む田代山です。
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まずは、ウォーミングアップがてらに、田代山林道の福島県側区間をひとっ走り。
残念ながら、また少し新たな舗装区間が伸びていました。
県道に昇格したとはいえ、1年間のほとんどの期間が閉鎖されている道路に金をかけて舗装するのも、老朽化したトンネルや橋が多くあることを考えれば、いいかげん止めにしても良いのかもしれない・・・
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田代山峠にある栃木県側のゲートは閉まっていました。
栃木県側区間が走れないことは事前に織り込み済みなので、ここでUターン。
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田代山登山口から麓までの区間は、田代山への登山客が入っていることもあって、路面は至ってフラットでした。
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他方、来る度に一段と廃道化が進む唐沢林道。
湯ノ花温泉と木賊温泉とを結ぶ唐沢峠下にトンネルが開通してから久しいですが、旧道の唐沢林道を通行する車は皆無になってしまったようで、いよいよ四輪の通行が困難になってきました。
かつて、ジムニーやランクルでこの峠を越えた日々が、遠い昔になってしまったことを実感します。
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峠の西側区間は、斜面から崩落してくる土砂で埋まり、いずれまた、元の山へと戻っていくのでしょう。
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残念ながら、平沢林道は昨年の豪雨で壊滅してしまったので、木賊温泉から檜枝岐まで舗装路を走り、川俣檜枝岐林道へと走り繋ぎます。
写真は、馬坂峠の栃木県側直下から望む帝釈山です。
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約25kmほど走って栃木県側の出口でUターン。
栃木県側の馬坂林道、田代山林道、安ヶ森林道のいずれもが閉鎖されているため、再び川俣檜枝岐林道で檜枝岐まで戻ることにしました。
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川俣檜枝岐林道は、県境の林道群で唯一通り抜けができる状態であるものの、栃木県側の路面がかなり荒れています。
特に峠から中腹にかけての区間の荒れが酷く、峠直下は砂利が深いです。
まあ、走る分には面白いのですが、ご注意を。
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一方、福島県側の区間は、整備が入っていて概ねフラットです。
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ここで、リアフェンダーをサブフレームに固定しているナットとボルトが脱落していることに気がつきました。
走っている最中、やけにリアフェンダーが揺れていたのは、こいつが原因だったか・・・
ひとまず、部品は帰ってから注文するとして、この場はインシュロック2本で応急措置をしてツーリング続行です。
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檜枝岐まで戻ってきたところで、ちょうど昼飯時を迎えたので、久々にまる屋へ行ってみることにしました。
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お昼は、もちろん裁ち蕎麦!
この日は、バイクでの来客者にはっとうのサービスがありました(蕎麦が来る前に我慢ができずに食べてしまったため写真はなし)。
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再び、木賊温泉経由で湯ノ花温泉方面へと戻りました。
まだまだ今年の梅雨は明けていませんが、南会津もすっかり夏を迎えています。
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最後に、安ヶ森林道へ行ってみることにしました。
昨年秋の豪雨の際、栃木・福島県境の林道の中で最も甚大な被害を受けた安ヶ森林道ですが、走るのは約1年ぶり。豪雨後には初めて走ります。
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道端では、例年どおりエゾアジサイがお出迎え。
序盤から中盤にかけては、拍子抜けするほど被害が少なく、このまま峠まで行ける気がしてきました。
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そう思ったのも束の間、次第に辺りの景色が怪しくなってきました。
沢を横切るところでは、路面が河原状態になっており、鱒沢川の両側が樹林ごと激しく抉られていて、林道の路肩が至るところで崩壊しています。
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麓から10kmほど入った辺りで、林道は完全に壊滅状態に。
この状態から復旧するまでに一体何年かかるのだろうか・・・
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11km付近で倒木に完全に行く手を塞がれました。
この倒木、正面突破をしようと思えばできる状態でしたが、気になったのは全く他のバイクの走行した痕跡がないこと。
おそらく、この場所から峠の区間は、より川や沢に近くなるので、この場所よりも酷い状態になっていることは想像に難くはありません。
単独で深追いは禁物なので、ここで撤収!
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復路にて。
昔の赤倉林道(群馬県)を彷彿とさせる光景ですが、こちらの方が崩壊の規模が大きいです。
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往路にはちょっと驚いた土砂の流入箇所も、復路には屁に思えてきました(笑)
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一応、ダートは100km近く走れたものの、ほとんどの林道の通り抜けができなかったのが残念でした。
最後に木賊温泉で汗を流し、おみやげに栃蜂蜜を購入してから帰途につきました。
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by naka1md30 | 2016-07-14 20:54 | 旅とツーリング | Comments(6)
Commented by ncc1701abcde at 2016-07-15 09:33
おはようございます!
田代山林道から帝釈山経由で山越えして川俣檜枝岐林道に出る!
まぁ~無理ですが最近はそんなことばっかり考えてます。。。

リヤフェンダーの付け根ですが、あそこはよく緩みますよね~!
特にキャリアやら保安部品が付いていると…
あそこは、長いボルト使って純正のワッシャナットとさらに別なロックナットを付けてダブルナット!!締めですね!
でも、nakaさんのキャリアが付いているから何か対策してあるのかな~!?
Commented by naka1md30 at 2016-07-16 08:23
最近では、関東近辺で20km超のダートを走れる場所も、群馬の栗原川林道、
山梨の横尾山林道、そしてこの川俣檜枝岐林道と田代山林道とわずかに
なってしまいました。
そんなわけで、非常に貴重なルートなのですが、田代山林道はすでに県道に
昇格してしまったので、未来は暗いです・・・
ちなみに、馬坂林道のダートは健在ですが、無砂谷林道は壊滅しています。

リアフェンダーの金具が脱落したのは、これで3回目ぐらいです。
ねじロックはつけていましたが、やはり裏側にロックナットをつけないとダメ
なのですね。ホームセンターへ行って、早速対策します!
Commented by ncc1701abcde at 2016-07-21 21:24
こんばんは。
nakaさん川俣湖に車突き落としたでしょ。
Commented by naka1md30 at 2016-07-21 21:35
実は10年ほど前に・・・
って、そんなわけないでしょ!(笑)
10年ぐらい前だと、ランクルであの辺りをウロウロしていましたが、
ガードレールもなく、結構そのままダイブできるポイントがあった気がします。
Commented by ncc1701abcde at 2016-07-22 09:35
おはようございます。
山間部ですと、本当に自己責任できちんと運転しないとこのようになるんでしょうね~。
日々日ごろ私も何かあった時は、行方不明で生涯を終えるだろうな~!
お互い気をつけましょ~。
Commented by naka1md30 at 2016-07-23 20:48
たま~に藪に突っ込んでしまったりしますが、そこが崖だったら
そのまま行方不明になってしまうことがあり得るんですよね。
10年も水の底で見つけてもらえないのはあまりにもつらいですから
自分もより一層気をつけるようにします!
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