2015 北海道の旅 その4 ~阿寒周辺林道ツーリング(前編)~ (WR250F)

8月24日(月)。
北海道3日目は、釧路市阿寒町(旧阿寒町)から鶴居村にかけての林道群を走りました。
天気予報では毎日晴れの予報が出ていたのですが、残念なことに山間部では初日からこの日までずっとぐずついた天気が続いていました。

この日は距離の長い林道を何本も走るつもりだったので、6時半に釧路の街を出発。
旧阿寒町市街にある道の駅を目指します。
写真は、釧路川に架かる幣舞(ぬさまい)橋。
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1.市道大正道路 : ダート約5km

道の駅阿寒丹頂の里にハイエースを置いて、まずはシュンクシタカラ湖を目指します。
前夜、国土地理院の地形図で国道274号の南側を平行して走るダートっぽい道を見つけたので、ウォームアップがてらに走ってみることにしました。
入り口には道路名を記載した案内板が立っていますが、柱がひん曲がって半ば草に埋もれています・・・
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市道大正道路は、国道274号中央橋の近くの市道と布伏内(ふぶしない)とを結ぶ、5kmほどのフラットダートですが、徹別(てしべつ)から布伏内と抜ける生活道路となっているのか、非常に手入れが行き届いていて、全線がフラットなダートでした。
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2.シュンクシタカラ林道(発見沢林道) : ダート約19km(布伏内から沼の沢林道分岐まで)

この日1本目のロングダート。
布伏内から林道ゲートまでの数kmは、幅の広いカチカチフラットダート。
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ゲートを越えると、幅員が狭くなり、いよいよ林道らしくなってきます。
所々、こんな感じの崩落箇所があり、また、8月半ばの大雨で路面が荒れている箇所もあったので、慎重に進みました。
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ひたすら、シュンクシタカラ川沿いを遡っていきます。
沢沿いの景色は北海道の林道というよりかは、どことなく本州の林道っぽくて、一瞬、中津川林道かどこかを走っているかのような錯覚を覚えます。
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とはいえ、ここは北海道阿寒の山奥。
遭難したら、まず助けは期待できません・・・
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こんな感じで土石流が流れた場所もありましたが、バイクでの通行は可能でした。
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少々、不安になってきた頃、ようやく沼の沢林道の分岐にたどり着きました。
ちなみに、布伏内からこの分岐まで、WRのメーター読みで19.1kmでした。
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3.沼の沢林道 : ダート約7km(シュンクシタカラ林道分岐から行き止まり箇所までの往復)

シュンクシタカラ林道の分岐から2kmほど登っていくと、シュンクシタカラ湖岸に出ますが、道はまだ先に続いていたので、行ける所まで行ってみることにしました。
が、幅員はどんどん狭くなり、路面には蕗が茂り、やがて岩や倒木が横たわる、どう見ても道ではない状態になってしまいました。
写真は、Uターンしてきていくらか道っぽいところで撮影(笑)
ツーリングマップルには、湖の周囲を1周できるような記述がありますが、奥の区間は道が消滅してしまっているようです。
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シュンクシタカラ湖のほとりまで戻ってきて一安心。
こんな山奥で遭難したら、洒落になりません。
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シュンクシタカラ湖の湖岸に降りられる場所を見つけたので、湖まで降りてみました。
人の気配が全く無く、聞こえるのは鳥の鳴き声のみ。じっとしていると恐ろしいほど静かで、逆に不安になってしまいました。
名前の由来は、アイヌ語でシュンク(エゾマツ)・シタカラ(鳥の鳴き声)とのことですが、シタカラには諸説があるようです。
また、シタカラは旧阿寒町の旧名「舌辛村」の語源にもなっています。
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4.北陽ヘルフナイ林道~大石沢林道~雄別林道 : ダート約29km(沼の沢林道分岐から道道222号と同667号の分岐まで)

沼の沢林道分岐まで戻り、今度は本線北側のルートを走ります。
ただ、どこまでがシュンクシタカラ林道で、どこからが北陽ヘルフナイ林道なのかが判らずじまい・・・
しばらくはシュンクシタカラ川沿いを遡っていきます。
写真は、途中で見かけた名無しの滝。
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やがて、沢沿いを離れて次第に山の斜面を登っていきます。
周囲を見回してみても、ただただ深い森が広がるばかり。
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途中、北陽ヘルフナイ林道本線の方に通行止め通り抜け不可の馬が置かれていたので、仕方がなく大石沢林道経由で下ることしました。
いいかげんダートを走るのに飽きてきた頃、ようやく出口に到着。
って、いつの間にかに名称が雄別林道に変わっている?いったいどこから??
まあ、無事に出られたからどうでもいいや(笑)
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5.飽別白水林道 : ダート約13km(土石流通行箇所までの往復)

今回、10年ぶりにどうしても走りたかった林道です。
国道240号からの入り口にあった自販機前で休憩していたら、DR650乗りの方(後でお話ししたら、何と大学の先輩でした。)からこの先通行止めとの情報が・・・
とはいえ、非常に諦めの悪い性質でして(笑)、ひとまずダートに突入。
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土石流で流れてきた倒木でアウト!の図。
ここまで飽別側の舗装終点から約6.5km。
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おまけ。
実は、一度は倒木を突破しました。
実際、完全に越えられない倒木ではなかったですし、その先の路盤も崩落が無かったので、とりあえずは先へ進んでみようかと。
ただ、ふと冷静になって辺りを見回してみると、逆方向からの轍が一本も無い・・・
もしかしたらこの先もこんな感じの場所があるのかもしれないと考えると、急に不安になってもう一度倒木を越えなおし・・・と思ったら、倒木越えに失敗してガッツリ嵌り、亀の子になりました(汗)
しかも、この時にアンダーガードを強く倒木にぶつけたのが一つの原因かとも思われるトラブルが翌日に発生。
その話は、また後ほど。
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6.フレベツ白水林道 : ダート約16km

気を取り直して、フレベツ白水林道へ。
まずは、国道240号へと戻り、飽別白水林道の白水側入り口から進入。
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国道240号から1.8kmほど走ると分岐があるので、ここを右折。
ちなみに、直進は飽別白水林道の本線になります。
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ありゃ、こっち側には注意表示が。
ちなみに、飽別側にも黄色のテープが張ってありましたが、特に理由の表示はありませんでした。
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飽別白水林道の恨みをフレベツ白水林道で晴らす!というのは冗談ですが(笑)、北海道らしい直線ダートを堪能しました。
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約16kmのフラットダートを走って無事に阿寒湖畔側に出ました。
さて、相変わらずしとしとと冷たい霧雨が降っているし、この先どこを走ろうか。
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 ※後半へ続く



【2015 北海道の旅】
・ その1 旅立ち
・ その2 新得町・鹿追町周辺林道ツーリング(前編) (WR250F)
・ その3 新得町・鹿追町周辺林道ツーリング(後編) (WR250F)
・ その4 阿寒周辺林道ツーリング(前編) (WR250F)
・ その5 阿寒周辺林道ツーリング(後編) (WR250F)
・ その6 屈斜路湖周辺林道ツーリング (WR250F)
・ その7 林道ツーリング改め、湖巡りの旅
・ その8 ハイエースで行く知床・根室半島巡り
・ その9 標茶から網走経由で上富良野へ
・ その10 旅の終わり
by naka1md30 | 2015-09-06 21:24 | 旅とツーリング | Comments(2)
Commented by ncc1701abcde at 2015-09-07 11:14
おはようございます。
この辺はニジマスの渓で、今度行ってみようと検討していた最中ですが・・・
今度のSWでの計画は、ここに来ていろんな事件が起きて断念です。。。
Commented by naka1md30 at 2015-09-07 23:16
この辺りはニジマスの生息域なのですね。
この日は月曜日ということもあって、林道内では1台のバイクにも四駆にも出会わなかったのですが、
四駆がかなり奥地の渓流まで入っている形跡はありました。

1年に1度の北海道に行けないのはつらいですね。
北海道休みが明けて1週間、いまだに休みボケの自分が言うのもなんなのですが・・・
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