美鈴てまり (ヤマアジサイ)

ヒュウガアジサイの品種で、中心に両性花が残る半テマリ咲きです。
装飾花、両性花とも白色で、装飾花は一重です。
宮崎県北部の延岡市、大分県境に近い祝子(ほうり)地区の産と聞いています。
(2015.6.7)
f0126932_2334849.jpg


開花は関東平野部で6月上旬から中旬頃と、かなり遅咲きです。
この美鈴てまりは、後述するとおり花着きが良い品種ではなく、我が家の株は苗でやってきてから開花まで丸3年かかりました。
(2015.6.8)
f0126932_23344358.jpg


蕾の状態。
(2014.5.10)
f0126932_23375991.jpg


(2015.5.14)
f0126932_23383088.jpg


(2015.5.18)
f0126932_23385437.jpg


(2014.5.24)
f0126932_23392037.jpg


(2015.5.27)
f0126932_23393988.jpg


(2015.6.4)
f0126932_23401998.jpg


(2015.6.7)
f0126932_23412890.jpg


花の終盤。
(2015.6.13)
f0126932_23421753.jpg


(2015.6.21)
f0126932_23424490.jpg


ちなみに、この美鈴てまりを4年間育てていますが、ヤマアジサイの中でもかなり気難しい部類の品種ではないかと思います。
まあ、その分花が咲いた時の喜びも大きいのですが・・・

あくまで自分が育ててみて気がついたものですが、美鈴てまりを咲かせるコツは以下のとおりです。

【1.夏の直射日光及び暑さを避けて半日陰で夏越し】
 直射日光や暑さに晒すと、高温障害がてきめんに出ます。
 高温障害で成長が阻害されると、秋以降の花芽形成に悪影響がでるので、なるべく涼しい木陰等の場所で夏越しをさせた方が良いです。

【2.冬の乾いた季節風を避ける】
 耐寒性は通常のヤマアジサイと変わりませんが、冬の乾いた季節風に当てると一発で芽が枯死するので、季節風の当たらない建物の影や軒下等で冬越しをさせます。
特にこの美鈴てまりの芽は細くて小さいので、乾いた季節風への耐性が低いようです。

【3.花が咲き始めたら直射日光を避ける】
 花が咲き始めるのが6月に入ってからになるので、梅雨の晴れ間の強烈な直射日光に当てると、花が茶色く枯れてしまいます。
ある程度、蕾が膨らみ始めたら、涼しい木陰や寒冷紗下で成長を見守った方が良いです。



* アジサイ写真集(索引) その1 【ヤマアジサイ あ行~た行】
* アジサイ写真集(索引) その2 【ヤマアジサイ な行~ら行・コガクウツギ交雑種等】
* アジサイ写真集(索引) その3 【ガクアジサイ・エゾアジサイ・タマアジサイ・ノリウツギ等】
by naka1md30 | 2015-07-07 00:02 | アジサイ写真集 | Comments(2)
Commented by ゆみり at 2015-07-13 21:06 x
美鈴てまり、この子も気難しいのですね。。。
気難しいといいつつ、ちゃんと花を咲かせているところがすごいです。

ちなみに、我が家の土佐のまほろばは・・・残念ながら消失してしまいました(泣)
仁淀八重は、何度買ってもサッパリだめですが、まほろばはどうにか頑張っていたのですけどね~。
芽吹いたのは芽吹いたのですが、そこからなぜか理由がわからないままずっと調子悪くて、
その後の5月の暑さも、結構きつかったのだと思います。

Commented by naka1md30 at 2015-07-13 21:26
土佐のまほろばは残念でしたね・・・
実際のところ、我が家でも仁淀八重と土佐のまほろばは、育てにくい
品種だと感じています。ヤマアジサイ自体が全般的に暑さには弱いですが、
この2種は特に弱い気がします。
<< 美里紫 (ヤマアジサイ) ヤマユリと黄平戸百合 >>