2014 北海道の旅 その6 ~名寄から苫小牧へ、旅の終わり(前編)~

8月29日。
北海道の旅も、いよいよ最終日。
いつものことではありますが、この最終日の朝というのは何とも寂しいものです。
何はともあれ、旅の最後まで無事故・無違反で楽しくいきましょう!

名寄の街を後にする前に、前夜にユースホステルで知ったキマロキ編成SL列車を見ていくことにしました。
車両展示場所は、名寄市街の南東側にある名寄市北国博物館の北側、かつての名寄本線上に列車が保存されています。
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今は動かない車両ではありますが、いずれの車両も大切に保存されています。
ちなみに、「キマロキ編成」とは、機関車の(キ)、マックレー車の(マ)、ロータリー車の(ロ)、機関車の(キ)の順に連結された、排雪用編成列車の頭文字から名づけられた車両編成の名前です。
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先頭は、「SL 59601号機」
形式9600型蒸気機関車(愛称:キュウロク)は、特に勾配線に威力を発揮し雪にも強かった車両だそうです。
この機関車は大正10年(1921年)に川崎造船所で601番目に製造され、名寄機関区に配置されてから昭和47年(1972年)に退任するまで、51年間名寄機関区を拠点として活躍した車両です。
ちなみに、51年間の走行距離は2,608,745km(地球を約65周した計算)。
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2両目は「マックレー車 キ911号機」
かき寄せ式(マックレー)の雪かき車は、国産として初めて国鉄苗穂工場で製作に成功したもので、回転式の雪かき車と組み合わせて、画期的な除雪方式として世界的にも有名になったとのこと。
退任は昭和50年(1975年)。
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3両目は「ロータリー車 キ604号機」
回転式雪かき車として国鉄苗穂工場で製作に成功したもので、かき寄せ式雪かき車と組み合わせて、画期的な除雪方式として世界的にも有名になったとのこと。
前部の羽根を回転させて雪を飛ばす動力は、搭載してある機関車用ボイラーの蒸気ですが、自走できないため、機関車に後押しをしてもらう必要があります。
退任は昭和50年(1975年)。
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4両目は「SL D51398号機」
言わずと知れたデゴイチですね。
昭和15年(1940年)日本車輌製作所製造の車両で、退任は昭和48年(1973年)。
34年間の走行距離は2,372,301km(地球60周に相当)とのこと。
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5両目は「車掌車 ヨ4456号車(緩急車)」
この編成車両の中では唯一戦後の昭和29年(1954年)に製造された車両。
製造は川崎車輌。
車掌車は、貨物列車などの列車運行管理上、車掌専用の車輌として製造されたもので、通常の列車のほか、事故・災害などのときの作業員や行員などの輸送に対応していたそうです。
また、車掌車は一般的に「緩急車」と呼ばれ、後年に、排雪用列車にも車掌車が連結され、監督員や作業補助員が添乗して運行されていたそうです。
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キマロキ編成SL列車の脇を現代のディーゼル車両が通り抜けていく・・・
かつてこれらのSL車両たちが活躍していた遠い昔の名寄の街に思いを馳せながら、街を後にしました。
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名寄からは、名母トンネルを抜けて朱鞠内湖経由で幌加内へ。
幌加内の蕎麦祭りはこの日の翌々日だったので、蕎麦好きとしては何とも残念でなりません。
また、宿題ができちゃったよ・・・(笑)
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幌加内市街を9時半頃に通過し、旭川、富良野方面を目指します。
幌加内町と言えば、自分の中ではまだ空知管内のイメージのままなのですが、数年前に上川管内に変更になっています・・・
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名寄から苫小牧へ、旅の終わり(後編)へつづく



<2014 北海道の旅>
1.苫小牧から十勝へ
2.(1)十勝南部丘陵地帯林道ツーリング<前編> (WR250F)
2.(2)十勝南部丘陵地帯林道ツーリング<後編> (WR250F)
3.喜登牛山周回林道ツーリング (WR250F)
4.十勝糠平温泉から宗谷岬へ
5.(1)ピヤシリ山・函岳周辺林道ツーリング<前編> (WR250F)
5.(2)ピヤシリ山・函岳周辺林道ツーリング<後編> (WR250F)
6.(1)名寄から苫小牧へ、旅の終わり<前編>
6.(2)名寄から苫小牧へ、旅の終わり<後編>
by naka1md30 | 2014-09-13 21:02 | 旅とツーリング | Comments(2)
Commented by ゆみり at 2014-09-13 23:06 x
SL、ホントに綺麗に保存されているんですね。実物をやっぱり見てみたいです(笑)
キマロキって、暗号のようだなぁと思っていたら、頭文字をとっていたんですね。
ついでに言うと、北海道の地名も、読み方が難しいですね・・・。
Commented by naka1md30 at 2014-09-14 08:21
おはようございます!
地元の方々がメンテナンスしているようです。
実際に動いているところが見られればなお良いのですが、
無理でしょうね・・・

北海道の地名は、アイヌ読みに漢字を当ててあるものが
多いので、知らないと読めない地名が結構ありますね(笑)
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