2014 北海道の旅 その3 ~喜登牛山周回林道ツーリング~ (WR250F)

8月26日。
今回の旅の林道ツーリング第二弾は、十勝の北部の足寄町西部から陸別町の林道を経由して網走南部の置戸町へと抜け、再び林道で山を越えて足寄町西部へと戻ってくるルートを走りました。

この日のスタート地点は、足寄湖の道の駅。
前日に引き続きガス欠の危険性があるルートなので、2007年の北海道4DAYS以来、久々にガソリン携行缶をウエストバックに入れてのツーリングとなりました。
他の車やバイクに会うことがほとんど無い北海道の林道内でのガス欠は、マジで洒落になりません・・・・
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足寄湖の道の駅から、北十勝広域農道(ミルクロード)と道道468号清水谷足寄線とたどり、足寄町高嶺地区からダート路へ。
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【1 民有林林道 小坂山線】

ダートの町道である小坂1号線の西側入り口から1.3kmほど走ったところにある分岐からがいよいよメインの林道!
民有林林道小坂山線は、喜登牛山の南西側中腹をたどり、高嶺地区から町道奥斗伏(おくとぶし)線へと抜ける林道ですが、ツーリングマップルには記載がありません。
なお、入り口のゲートは野生動物進入対策用のもので、自分で開けて閉めるタイプのものです。
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高嶺地区側から入ってすぐの登り区間は、路面の荒れ方が凄まじかったですが、斜面のトラバース区間に入ると路面が安定して走りやすくなりました。
右手には次第に麓の景色が開けてきます。
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ひたすら尾根と谷を水平に越して行きます。
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北海道の夏はすでに終わり、空の色は秋の色をしていました。
高嶺地区から16.6kmほど走ったところで小坂山線は終わり、町道奥斗伏線へと合流します。
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【2 町道奥斗伏線】

町道奥斗伏線自体は、足寄町白糸地区から陸別町斗満(とまむ)とを結んでいますが、今回は小坂山線の分岐から陸別町斗満までの約7kmを走りました。
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町道奥斗伏線は道幅が広く路面もフラットですが、交通量自体はほとんど無いようでした。
ダートの終点からそのまま真っ直ぐ進むと、道道502号斗満陸別停車場線と道道772号上斗満大誉地線との交点の交差点へと至ります。
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【3 勲称別林道】

ひとまず陸別市街でガソリンを給油してから、再び山へ入ります。
向かうは、利別川支流の勲称別川沿いを走る勲称別(くんねべつ)林道。
国道242号下勲称別地区から脇道へと入り、舗装路が途切れた所から勲称別林道が始まります。
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走り始めてしばらくは道幅も広く、フラットで走りやすい路面が続きます。
ただ、これから向かう方向の雲行きが明らかにおかしい・・・(汗)
雨具?ウエストバックに入らないので、今日も持ってきてないですよ。
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勲称別林道を複雑にしている原因がこの分岐!
山の奥をぐるっと回って再びこの場所へと戻ってくるループの形状になっていて、しかも途中にはいくつもの分岐があります。
したがって、この場所は右へ行っても左へ行っても、結局は同じ場所へ行くことができるわけですが、今回は左側のルートへ行ってみることにしました。
ちなみに、左側ルートの途中から分岐する太勲林道と太辛林道を経由すれば、先ほどの斗満地区へと抜けることも可能です。
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で、勲称別林道の本線はというと・・・
勲称別川の上流に向かうにつれて、次第に道幅が狭くなり、深砂利路面へと変わってきます。
ちなみに、本線が右カーブして斜面を登り始めるところに二又の分岐が現れますが、勲称別林道の本線は右側で、左側は149林班林道(最終的に小利別林道へ接続)となります。
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小さな峠を乗越したところで、すぐに現れる分岐が小利別林道。
写真奥から進んできて、手前の方向へ行けば、先ほどの分岐へとループして戻ることができますが、今回は写真では右側になる小利別林道へと進みます。
ちなみに、勲称別林道入り口からこの分岐までは、約18.7kmありました。
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【4 小利別林道】

実は、ツーリングマップルに記載されている小利別林道は、別の林道で(おそらく、149林班林道を指している。)、実際の小利別林道はそれよりも1kmほど南側の斜面を通過しています。
路面は安定しているものの道幅は狭く、軽のジムニーだったら走れるかな?といったところ。
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先ほどの勲称別林道との分岐から約11kmほど走って、国道242号池北峠に程近い場所に出ることができました。
この頃から雨が本降りとなってきて、その上気温も低かったので、メッシュのジャケットでは寒いのなんの・・・
本州だと10月下旬頃の気温で、ジャケットの選択は完全に誤りでした(泣)
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【5 鹿ノ子春日林道】

本降りの雨の中、置戸町市街で給油し、しばらくガソリンスタンドで雨宿りをさせてもらうも、一向に雨が止む気配が無くて日が暮れてしまうので、仕方なく出発・・・
道道211号春日置戸線を走って、舗装が途切れるところから鹿ノ子春日林道がスタートします。
鹿ノ子春日林道自体は、置戸町春日から道道88号まで約9kmほどの距離があるようですが、今回は、岩松林道の分岐までの約5.1kmだけを走りました。
道幅が広く、路面は至ってフラット。
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【6 岩松林道~78林班林道】

鹿ノ子春日林道から、小さな木造の小屋がある岩松林道の分岐を左折。
分岐からはしばらく岩松の沢沿いを登っていきますが、途中から岩松峠に向けて斜面をトラバース気味に登っていきます。
岩松の沢から南側の斜面に取り付く部分と、峠手前のトラバース区間には非常にわかりづらい分岐があり、しかも案内表示が皆無であるため、地形図とにらめっこしながらカンで進むしかありません。
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網走と十勝の境である岩松峠の前後は標高が1,000mを越えており、ダケカンバと針葉樹の樹林の中を登っていきます。本州だと標高2,000m以上の雰囲気といったところでしょうか。
交通量は相当少ないらしく、峠に向かっていくにつれて路面に草が生え始め、道幅も急速に狭まってきます。
雨と霧の中を一人で走っていると、本当にこの道で正しいのかどんどん不安になってくる・・・
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12.2kmほど走って、ようやく幌加美里別(ほろかびりべつ)林道との分岐に出ました!
背後の路面を見ればわかるとおり、フキとクマザサを蹴散らしながらの走行で、正直なところ単独で走ることはオススメしません。
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【7 幌加美里別林道】

峠から下り始めると雨も止み、ようやく安定した路面を走れることの安心感がこんなに大きなものだとは思いませんでした(笑)
ホロカビリベツ川沿いのフラットダートは17kmほどの距離があり、気持ちよく走ることができます。
なお、途中には無数の支線の分岐がありますが、明らかに本線がわかる状態なので、迷うことはほとんどないと思われます。
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道道88号本別留辺蘂線の幌加美里別橋の下流側に出ました!
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【8 糠南林道~芽登糠南林道~芽登川林道】

夕方になってようやく天気が安定してきたので、少しだけ寄り道をば。
道道88号から糠南(ぬかなん)大橋を渡って糠南林道へ。
糠南林道はヌカナン川のかなり上流部まで遡ることができるようですが、今回は芽登温泉から3kmほど上流にある橋でUターンし、芽登糠南林道で芽登(めとう)林道へと走り繋ぎました。
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芽登川林道脇の作業道にて。
芽登川林道は1ヶ所だけ黄色のテープで塞がれている場所がありましたが、普通に通り抜けることができました。
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この日のWRでの走行距離は約181kmで、そのうちダートが約106km。
いつでもこれぐらいダートを走れると御の字なのですけれどね~(笑)
ちなみに、ハイエースの走行距離は約167kmでした。
たった2日ではありますが、そろそろ景色の良くない林道に飽きてきたので、北の方へドライブにでも行きましょうか。
というわけで、夜は翌日の移動を考えて十数年ぶりに東大雪ぬかびらユースホステルに泊まりました。
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※ その4~十勝糠平温泉から宗谷岬へ~へつづく



<2014 北海道の旅>
1.苫小牧から十勝へ
2.(1)十勝南部丘陵地帯林道ツーリング<前編> (WR250F)
2.(2)十勝南部丘陵地帯林道ツーリング<後編> (WR250F)
3.喜登牛山周回林道ツーリング (WR250F)
4.十勝糠平温泉から宗谷岬へ
5.(1)ピヤシリ山・函岳周辺林道ツーリング<前編> (WR250F)
5.(2)ピヤシリ山・函岳周辺林道ツーリング<後編> (WR250F)
6.(1)名寄から苫小牧へ、旅の終わり<前編>
6.(2)名寄から苫小牧へ、旅の終わり<後編>
by naka1md30 | 2014-09-07 18:12 | 旅とツーリング | Comments(2)
Commented by ゆみり at 2014-09-07 21:27 x
こんばんは。
雨と霧の中は…不安だったでしょうね〜。せめて少しでも人通りがあれば良いですが(汗)
Commented by naka1md30 at 2014-09-07 23:13
結局、25日と26日の林道ツーリング中は、営林署の人数人を除いて誰一人
出会うことはありませんでした(笑)
特にこの日に走った林道は、路面にびっしり草が生えていることから考えても、
遭難したら1週間以上発見されない可能性が・・・
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