ヤマアジサイを含めたアジサイは、翌年の花芽が秋の10月~11月にかけて作られるため、翌年に花を咲かせるためには、花が終わってからできる限り早く花ガラ摘みと剪定を行う必要があります。
しかも、花芽のできる時期に剪定後に出た新しい枝が充実している必要があるため、7月半ば以降の剪定はできれば控えたいところです。 というわけで、ヤマアジサイの剪定です。 あくまで自分の経験上のやり方なので、参考程度にしてください。 <通常の剪定> 深く切り詰める必要のない通常の剪定の場合です。 剪定開始前の株の状態。 まずは花ガラ摘み。 ちなみに、アジサイの花房のすぐ下の一対の葉は「苞(ほう)」といって芽が出てくることはないので、花ガラを摘む場合はこの苞のすぐ下で切ります。 花ガラを摘んだ状態。 上の状態から、勢いの無い枝、株元から新たに出た枝等を整理して完了です。 <新たに伸びた新枝を切り詰める場合> 次は、株元から伸びた新枝を切り詰める場合です。 新枝の勢いが良いということは株が元気な証拠で良いことではありますが、このまま放っておくと来年が大変なことになってしまうので(笑)、切り詰めることにします。 株元の状態。 新たに伸びた新枝で込み合っています。 思い切ってこんな感じで整理してみました。 ヤマジサイの場合は、通常は新枝に更新する必要が無いため、今年に花が咲いた古い枝を残すことになります。 <強く切り戻しを行う場合> ヤマアジサイを強く切り戻す場合は、翌年の開花を諦めなければならないため、強剪定はやむを得ない場合だけに行います。 とはいえ、何年も栽培しているといくら剪定しても年々株が大きくなるばかりで、置き場所や栽培の手間を考慮すると、どうしても強く切り戻す必要が出てくる時があります。 剪定前の状況。 株元の状況。 古い枝に芽が確認できますが、ここまで切り戻すことにします。 強く切り戻す場合は、必ず全ての枝を切り詰めます。 そうしないと、残した枝だけが育って、他の枝が枯れ込んでしまうためです。 おまけ 剪定後の花房を捨てるのがもったいなかったので、まだ色がきれいな花房だけ皿に水を入れて挿しておきました。
by naka1md30
| 2013-06-08 17:05
| アジサイ写真集
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