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錦秋の南会津林道ツーリング その1 (WR250F)

今更言うのも何なのですが・・・実は7年間乗ったXR250BAJAを手放しました。
色々と思うところはあるのですが、とりあえずレースで3年間頑張ってきたWR250Fには、XRの代わりにツーリングマシンとしての余生を送ってもらうことにした次第であります。
まあ、ナンバーの必要なレースに出るときには、また頑張ってもらうことがあるかもしれないですけれど(笑)

というわけで、またまた紅葉を見るために南会津方面へ行ってきました。
まずは、一昨年に甲子トンネルが開通したことで、世間一般からはすっかり忘れられつつある甲子林道へ。
今回は、初めて西郷側からではなく下郷側からアプローチしてみましたが、国道289号の旧道区間である甲子峠までの区間も、以前よりだいぶ荒廃が進んでいて、いずれはこのまま廃道になってしまうのでは?という予感さえ感じられました。
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甲子峠を越えると道幅はぐっと狭くなり、ほどなくして路面も荒れてきます。
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2000年代初頭の頃には、自分も何度かこの道をランクル70で走ったこともありますが、現状では法面の崩壊の進行や道の両側からの樹木の張り出しで四輪で走るのは非常に厳しい感じです。
甲子トンネルが開通した今となっては、この林道を維持管理する必要はなくて、このまま段々と廃道化が進んでいくのかもしれません・・・
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路面が一番荒れている区間が終わり、ほっと一息。
油断していると浮石があったり、笹の下に石が隠れていたりで、久々に普通の林道ツーリングで汗だくになってしまいました(笑)
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西部林道側の出口へ到着。
確か以前はこの入り口にチェーンのゲートがあった気がするんだけどな。今回はありませんでした。
さて、この後はフラットな西部林道を気持ち良く走って、湯野上経由で大窪林道へ向かいます。
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そういえば、大窪林道の東側入り口も、国道400号線の舟鼻トンネルが開通したせいで、すっかり旧道化してしまっていました。
昔を知る自分としては、かつてランクルで何度も走った峠が旧道化していくのを見るのは忍びない気がしますが、これも時代の流れなのでしょう。
林道から国道400号線の旧道区間を見下ろすと、そこには昔と変わらない景色が広がっていました。
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まだ正午を回ったばかりだというのに、まるで夕方のような日の弱さ。
もう、晩秋ですね。
日陰に入ると少し寒いぐらいになってきたので、あまり日の傾かないうちに先を急ぐことにしました。
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標高が1000mを超えている大窪林道は、全線にわたって紅葉が見頃。
路面もフラットで非常に走りやすかったのですが、なぜか対向車には全く会いませんでした。
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※その2へ続く
by naka1md30 | 2010-10-25 22:18 | 旅とツーリング | Trackback | Comments(0)
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